出版社内容情報
根をもつこと、それは魂のもっとも切実な欲求である。職業・言語・郷土など複数の根を人間は必要とするー 数世紀にわたる社会的絆の大規模な破砕のプロセスを辿り、占領下の祖国再建のために起草した私的憲法案。(全2冊)
内容説明
根をもつこと、それは魂のもっとも切実な欲求であり、もっとも無視されてきた欲求である。職業・言語・郷土など複数の根をもつことを人間は必要とする―数世紀にわたる社会的絆の破砕のプロセスを異色の文明観歴史観で辿り、ドイツ占領下の祖国再建のために起草した私的憲法案。亡命先で34歳の生涯を閉じたヴェイユ渾身の遺著。
目次
第1部 魂の欲求(秩序;自由;服従;責任;平等;序列;名誉;刑罰;言論の自由;安寧;危険;私有財産;共有財産;真理)
第2部 根こぎ(労働者の根こぎ;農民の根こぎ;根こぎと国民)
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