出版社内容情報
『意志と表象としての世界』を著したショーペンハウアー(一七八八―一八六〇)の『余録と補遺』から、生と死をめぐる五篇を収録。人生とは意志=欲望が満たされぬ苦しみの連続であるが、自殺は偽りの解決策として斥ける。皮肉と遊び心に富んだ人生観察家による珠玉の哲学的散文。新訳。
内容説明
『意志と表象としての世界』を著したショーペンハウアー(1788‐1860)の『余録と補遺』から、生と死をめぐる5篇を収録。人生とは意志=欲望が満たされぬ苦しみと満たされた後の退屈の連続であるが、自殺は偽りの解決策として斥ける。皮肉と遊び心に富んだ人生観察家による珠玉の哲学的散文。新訳。
目次
われわれの真なる存在は死によって破壊されえない、という教説について
生存の虚しさについての教説への補足
世界の苦しみについての教説への補足
自殺について
生きようとする意志の肯定・否定についての教説への補足