内容説明
古代ローマの歴史家リーウィウス(前五七‐後一七)による、簡潔な文体で生き生きと人物や事件を浮き彫りにしたローマ建国の歴史。
目次
第1巻(アンテーノル;アェネーアース;アスカニウス;アルバの王たち;ロームルスとレムス ほか)
第2巻(共和政の開始;コッラーティーヌスの辞任;王政復活の阻止;タルクィニウスとの戦;ウァレリウス法 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
4
ローマ建国の頃の歴史叙述。なので、共和制ローマと言われる時代のはるか前。淡々と読むより他なかった。実際、テンション上がることもなければ、テンション下がることもなかった。2015/05/03
shou
2
あ、続刊なしだったのか、うーん…。本文は今一つ意味が取れない個所もあったけれど、丁寧な訳注には熱意を感じる。文庫なので手軽に読めるかと中途半端に手を出してしまった。別の訳者で読み直そう…。2013/04/21
まるどぅく
2
訳は悪くないが、国原訳の他のものに比べるとやや劣るか。おそらくは直訳で意味の取りにくい部分がある。 一番許せないのは全3巻の予定が結局1巻しか出版されなかったことですね。ともあれローマ史の一級資料。リウィウスの政治的立場もちらほら垣間見れておもしろい。2012/09/10
シンドバッド
0
次巻の発売が望まれる。2008/09/16
afro
0
1巻まで。2012/05/02