出版社内容情報
真の歴史叙述のためにはまず文明の本質を把握しなければならない.本書は,大著『歴史』のうち歴史学の方法論と人間社会の分析結果を示した“序説”部分.今日の歴史哲学・社会学・経済学などにわたる浩瀚な書.(全4冊)
内容説明
乱世の十四世紀北アフリカにあって波瀾の人生を送った著者(一三三二‐一四〇六)は、人間社会や文明の本質をふまえた歴史叙述の必要を痛感し、「文明の学問」を創始した。本書は大著『歴史』の序説部分に当り、歴史哲学・社会学・経済学などにわたる人間社会論(全四冊)。
目次
第1部 人間の文明の本質について 田舎や砂漠と都会、支配権の獲得、所得・生計・学問・技術など、文明に現われるあらゆる現象、その理由と原因(人類の文明について その一般論と諸前提;田舎や砂漠の文明 野蛮民族・諸部族およびこれらが示すさまざまな状態 その内部に横たわる定理と説明について;王朝、王権、カリフ位、政府官職およびこれらに伴うあらゆる事項、その基本的提議と補足的提議)



