出版社内容情報
旧仏教に批判を加えつつ消化し直し,独自の教理体系や実践論を打ち出した鎌倉新仏教.その先駆となった浄土宗の開祖法然(1133-1212)の主著.末法の世では,自力で修行に励みこの世で悟りを得ることは困難で,ただ仏を信じ念仏することにより浄土に生れ,来世に悟りを得るべきと説き,開かれた宗教として多くの人々に受け入れられた.
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旧仏教に批判を加えつつ消化し直し,独自の教理体系や実践論を打ち出した鎌倉新仏教.その先駆となった浄土宗の開祖法然(1133-1212)の主著.末法の世では,自力で修行に励みこの世で悟りを得ることは困難で,ただ仏を信じ念仏することにより浄土に生れ,来世に悟りを得るべきと説き,開かれた宗教として多くの人々に受け入れられた.