岩波文庫リクエスト復刊<br> 黄檗断際禅師伝心法要

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岩波文庫リクエスト復刊
黄檗断際禅師伝心法要

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  • サイズ 文庫判/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003333617
  • Cコード C0115

出版社内容情報

中国唐代の禅僧黄檗希運(?‐850頃)は福州黄檗山で出家し,天台山に遊び長安に赴いたのち,百丈懐海禅師に師事した.その説法を弟子の裴休が記録した「伝心法要」は日本にも伝えられ,北条顕時が愛読して修養の書とし,唐本を模したいわゆる五山版を刊行して世に広めた.同様の説法録「宛陵録」を併録.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

零水亭

6
臨済義玄禅師のお師匠さんの本。この頃(唐)の禅書は、『頓悟要門』もそうですが、問答形式のものよりもストレートな記述が多く、宋以降主流になった公案集よりも読みやすく感じます(専門用語の多いのは変わりませんが)。『臨済録』と同じ時期に読み、『臨済録』「示衆」のインパクトが強かったため、この本はあまり印象に残りませんでしたが、いつかまた、読み直したいです。

あしお

1
旧字体の本を読むのは疲れる。漢文の読み下しも疲れる。。つまりとても読むのが疲れる本である。「黄檗禅師の語録が読めるとは〜!」と飛びついた。北条時宗公が愛読していたと言うのも歴史を感じて良い。内容は臨済録よりも分かりやすいというか、ただ一点「黙って座っとれ」と言うことですね。 唐の時代の禅僧の活動は実に興味深いのだけど、手軽に読める本が少ないのが残念。読みづらいながらもこうして文庫にしてもらえて読めるだけでも感謝したい。2023/12/14

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