岩波文庫
寒村自伝 〈下巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 503p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003313725
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

出版社内容情報

日露戦争を前に,世をおおう主戦論の流れに抗して敢然と反戦の叫びをあげた堺・幸徳の「万朝報退社の辞」.それが少年荒畑の生涯を決定した.『自伝』は,社会主義運動の生き証人ともいうべき著者が,その思想的遍歴,運動史上の曲折,波瀾にみちた人生を,自他を欺くことなく記したものであり,現代史への一証言である.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

10
1921-1975年。チタ滞在。町や村に比して不釣合に立派なのは寺院(78頁)。貧しい庶民に、立派な僧侶? 1桁経済感覚が違うのかな? ロシアの風呂事情は、日本人からすれば気味のわるいことおびただしい(86頁)との感想にも頷ける。流し場も湯船も最悪な描写(あえて引用しない)。「低賃金労働者のおびただしい流入は、ただちに内地労働者の生活に対する脅威を意味する」(137頁)。現代ではTPPで外国人労働者とも戦う場面がやってくる。彼はセダンカでの共同生活は仕事も本もなし(204頁)と不満。せいぜい日本の新聞と。2014/02/10

tatubuu

1
日本の有名な社会主義者がほぼ出てくる。非常に面白かった。 感想:http://tatubuu.livedoor.blog/archives2020/04/30

tykhobluemoon

1
めちゃめちゃ生身の人間。2012/06/12

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