岩波文庫<br> 河上肇自叙伝 〈5〉

岩波文庫
河上肇自叙伝 〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 450,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003313268
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

出版社内容情報

「失意の者が得意の人を悪く言うのは,聞いていて快いものではない.私はそのことを心得ぬではないが」と河上肇は筆を続ける.峻厳にまた辛辣に,ときには共感をこめて描き分けられる群像-荒木寅三郎,津田青楓,木下尚江,田中正造,島崎藤村,内村鑑三ら.「思い出・断片」と「祖父河上才一郎」「祖母天寿院の半生」を収める.【全5冊完結】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yagian

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ようやく読了。この自叙伝の原稿は、下獄したあと、戦時中、彼が原稿を発表できる見込みがまったくない時期に書かれたもの。よくこれだけの原稿を書く気力があったと思うし、一方で、それだけ共産革命がいずれ実現して、その原稿が日の目を見るという確信が深かったということでもあるのだろう。2014/08/10

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