岩波文庫<br> セビーリャの色事師と石の招客 他一篇

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岩波文庫
セビーリャの色事師と石の招客 他一篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003273715
  • NDC分類 962
  • Cコード C0198

内容説明

17世紀のスペインに生まれ、漁色放蕩の典型的人物として世界文学に籍を得た「ドン・フアン」は、モリエール、モーツァルト、バイロンなど、多くの芸術家によって変奏されてきた。表題作はその原典で、スペイン黄金世紀の劇作家による、ドン・フアンをモチーフにした世界最初の作品。「緑色のズボンをはいたドン・ヒル」を併収。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁冊

23
1630,35年初出。解説によると、市井の劇場に足を運ぶ観客の想像力は非常に豊かであった(313頁)。ティルソにとっての 演劇は、人生および 実社会の写し(傍点325頁)。作品テーマは主人公の嘘と騙し。また神慮による罰を仄めかすもの(337頁)。石の招客(まろうど と読むようだ)。従者カタリノン曰く、長い人生とて死まではあっという間ですぜ。 それに死んだあとにゃ地獄ってものが待ち受けてます(94頁)。とりわけ現世での行いが来世を決めるとわたしは思って生きている。  2014/08/12

ラウリスタ~

10
17世紀スペインの悲喜劇で、高尚さの欠片もない能天気な面白さが良い。ドン・ファンはこれが原典だとか。表題作の『セビーリャの色事師と石の招客』は、シリアスと勧善懲悪と、むやみに織り交ぜるユーモア、ちょっとくどいかな。『緑色のズボンをはいたドン・ヒル』こっちはむちゃくちゃおもしろい。場所も時間も全然一致していないけれども、プロットは一貫性を強く感じさせ、のめり込ませる。男に捨てられた女が、男装してとんでもない騒ぎを引き起こすどんちゃん劇。ばかみたいな喜劇だけれども、表題作よりずっと良いと思う。2014/05/12

ゼスビア・エステネ

4
放蕩の典型的存在として世界に名を知られているドン・ファンの初出の作品として挙げられる当著は『人々の心を支配していた時代に書かれた歴とした宗教劇である』(訳解 p.355)とある通り、悪役であるドン・ファンを反面教師に利用したものである。『どれも非人道的であり、神の掟に反する』(解 p.339)ドン・ファンは『悪魔的な破壊者、社会の調和と秩序を破壊するアウトロー』(解 p.340)として、当時のスペイン社会の道徳的頽廃を描き出すと同時に警告しているのだ。作者ティルソが神学者であるだけに、なかなか面白かった。2018/10/14

宙庭隼人

3
授業参考文献から。「ドン・フアン」の原典が『セビーリャの色事師と石の招客』とのこと。女を弄ぶドン・フアンと、それをたしなめるカタリノンのやりとりが好きだった。騙された女の人たちは、なんというか、騙されて可哀想とは言いがたい、傲慢なところもちらほら。罪のない人たちが、彼らの痴情話に巻き込まれるのは可哀想だけども。後半は『緑色のズボンをはいたドン・ヒル』、男装の麗人が活躍してるのは、当時流行してた設定なのか(笑)2015/09/16

kokekko

1
モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」でお馴染みの石の死神。これが元ネタだというので読んでみたが、すいすい読める。不道徳な事しか起こっていないが『宗教劇』だという解説に、すごい脅しのやりかたもあったものだと感心する。黄金時代のスペインは面白いところだったのだろうな。男装の麗人ネタは男性に喜ばれたというのは、脚が丸出しになるからか。2018/06/06

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