岩波文庫<br> 休戦

個数:

岩波文庫
休戦

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2022年01月28日 00時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003271711
  • NDC分類 973
  • Cコード C0197

出版社内容情報

アウシュヴィッツを奇跡的に生き延びた主人公=作者レーヴィ(1919-87)が、故郷トリーノに戻るまでの約9ヶ月の旅の記録。アウシュヴィッツという死の世界を体験した者は、いかにして一度失った生をふたたび獲得できるか。

内容説明

人間の肉体だけでなく、魂をも破壊した“アウシュヴィッツ”という死の世界を体験した者が、いかにして普通の世界に戻っていくのか、いかにして一度失った生を新たに獲得していくのか―。絶滅収容所を奇跡的に生き延びた主人公=作者レーヴィ(1919‐87)が、故郷イタリア・トリーノに生還するまでの約9カ月の旅の記録。

目次

雪解け
大収容所
ギリシア人
カトヴィーツェ
チェーザレ
ヴィクトリー・デイ
夢見るものたち
南に向かって
北に向かって
クーリツァ
古い道
森と道
ヴァカンス
演劇
スターリエ・ダローギからヤーシへ
ヤーシからリネアへ
目覚め

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaichiro

107
アウシュビッツから生還を果たした化学者、レーヴィの帰還奇譚。ラーゲルから故郷イタリアへ帰る旅路で、戦禍を潜り抜け懸命に生きようとする多くの人々と出会い、生き続ける喜びを回復していく・・が最後のシーンは衝撃。実は夢。ひと時の安堵感は凍てつく寒さの中に響く「起床!」!の号令で崩れ去る。足元、中東情勢がきな臭くなってきた。安全な場所で聴衆を前に勇敢な指揮官きどりで演説する為政者。相互に攻撃も辞さない様相。軍同士の争いならまだしも、汗水たらしその日の暮らしを懸命に生きる市井の民には危害が及ばない様、願うばかり。2020/01/09

音姫

50
ラーゲルからロシア軍に救出され帰郷までの9ヶ月間の記録。収容所から抜けることが出来たとはいえ故郷トリーノに戻るまで本当の自由はなかった。アウシュビッツの毒が自分の血液には流れている、どう再び生きていけばよいのか。帰還中に探し求めた答えは家にたどり着いて解決出来たのだろうか。氏の作家としての名声を思うとそうであったと思いたいが、最期を知るとどうであったのだろう。無情すぎる時の流れを思うと胸が張り裂けそうになる。「これが人間か」の続きとして読むべき1冊。2021/07/06

扉のこちら側

32
初読。アウシュヴィッツという地獄を体験した者がいかにして普通の世界に戻れるか。いかにして一度失った人間としての尊厳を取り戻すのか。故郷イタリア・トリノに生還するまでの9ヵ月の旅路の物語。化学技師と作家として帰国後に評価を得るが、レーヴィは1987年に自殺を遂げる。アウシュヴィッツの毒と関係ないとは誰にも言えない。2013/02/21

ネムル

24
アウシュヴィッツから解放されて後、ソ連・東欧諸国・オーストリアを経巡り、イタリアに帰還する旅の記録。『これが人間か』に比べて人間性の回復に向けた明るさがほの見えるが、終戦でも解放でもない「休戦」という辛辣な観察が冴える。特に、解放されて間もなくレーヴィが民衆の前で体験を語るところ、ポーランド人の通訳によってユダヤ人でなく、政治犯として紹介される。その事に通訳は「その方があなたにとっていいからだ。戦争はまだ終わっていない」と説明する。まだドイツが降伏していない、という以上の意味が込められている。2019/09/25

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

21
第二次世界大戦でドイツの収容所にいながら、奇跡的に生き延びた、イタリアのユダヤ人の作者の解放から帰国までの10ヶ月の手記。ソビエトによる解放後も、帰国を待てず死んでいく仲間や、アウシュビッツで生まれて誰からも保護されず言葉も覚えないまま、歩くこともできなく死んでいく3歳の男の子などの、大勢のユダヤ人のその後の細かな観察。作者は無事帰国して作家となったが、70歳を前にして自死した。過酷な体験は何の落ち度も無かった若者から奪い尽くしたのだ。2015/06/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/639329

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。