岩波文庫<br> チェッリーニ自伝〈上〉―フィレンツェ彫金師一代記

岩波文庫
チェッリーニ自伝〈上〉―フィレンツェ彫金師一代記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003271117
  • NDC分類 712.37
  • Cコード C0198

内容説明

16世紀イタリア・ルネサンスが生んだ名彫金師ベンヴェヌート・チェッリーニ。その名をいっそう高めたのがこの『自伝』である。ライバルとの確執、老獪な法王やメーディチ家との駆引き、旅、戦争、女、殺人、投獄…。自己の才能への強烈な自負と野心をむきだしに、時代を豪放に生きたルネサンス人の波乱の生涯。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いとう・しんご singoito2

11
「パラゴーネ」か「ラサリ-リョ・デ・トルメスの生涯」きっかけ。パラゴーネで論じられていたルネサンス期の芸術家達の地位向上をめざす様々な働きを知った上で本書を読むと、また違った見え方が出来て良かったと思います。内容的には「自伝」と称しつつも、実は冒険活劇悪漢小説として読む方がピッタリ。ラサリーリョよりよっぽど酷い奴で3度も人殺しをしながら有力者にもみ消しして貰っている。→以下、下巻へ。2025/02/04

Fumoh

3
ベンヴェヌート・チェッリーニ(1500-1571)は、ルネサンス後期のマニエリスムを代表する彫金芸術家です。あのミケランジェロとも仲が良く、また後半期にはフランス王のフランソワ1世から招聘され、フランスのルネサンス芸術に貢献したとも言われる人物です。で、この自伝を見る限り文才もあったようで、面白おかしい、まるで勧善懲悪の冒険活劇のような内容になっていて、文学というほどではなくとも、世俗小説の書き手として十分な才能のある方であったと思います。彼は侠気があって自由奔放な主人公として登場し、時の法皇や世俗君主、2025/03/26

Tsuyoshi

0
感想は下巻のレビューに書く予定なので省略。2023/11/27

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