出版社内容情報
「家なき児」最終章の幸福な家庭を主題としてこれを展開しよう,という動機で書かれた作品.父を亡くし,病気の母もやがて倒れ,貧しさとさまざまな苦難に襲われるなか,楽しい家庭の再建を夢見,不屈の意志で愛と幸福を手に入れる可憐な少女ペリーヌの物語.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつみ
4
何度目の再読かなぁ。 可愛いだけじゃない戦略家なペリーヌ。逞しく生き抜いていくよね。狩猟小屋でのあれこれが好き。 旧仮名や漢字で読みにくい本ではあるけれど、古い本の匂いと共に、そう!これよ!アンファミーユはこれじゃなきゃ!と思ってしまう私はちょっと変かも。 でも、この時代感となんか合っている気がするのです。2019/08/29
lilysX
1
ペリーヌやり手すぎる2017/05/27
まっちゃき
1
再読。たまに古めかしい訳文を読みたくなる2015/01/15
ユコユコノツペ
0
涙なしでは決して読めません。何度読んでもペリーヌの健気さ、強さに心震えます。ペリーヌがたった一人で狩猟小屋で暮らすところから、「孫」というよりも最早会社の跡取りとしての明るい彼女のその後まで。何百年たとうが、よい経営者(政治家然り)の姿は変わらない。お手本にして欲しい…わたしだよ。
いちはじめ
0
名作ではあるが、訳が古いうえに旧仮名遣いなので読むにはちと覚悟がいるかも。2000/03/29