岩波文庫<br> 家なき娘(こ) 〈上〉 - アンファミーユ

岩波文庫
家なき娘(こ) 〈上〉 - アンファミーユ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 199p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003257616
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「家なき児」最終章の幸福な家庭を主題としてこれを展開しよう,という動機で書かれた作品.父を亡くし,病気の母もやがて倒れ,貧しさとさまざまな苦難に襲われるなか,楽しい家庭の再建を夢見,不屈の意志で愛と幸福を手に入れる可憐な少女ペリーヌの物語.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kira

8
読むのは3回目。手元にあるのは1983年第2版で、岩波文庫の星一つが100円だった時代に買ったもので、訳文は旧かなづかいに旧漢字。けなげな少女ペリーヌが、父母亡きあとにたった一人で英知をもって自分の道を切りひらいていく物語。長い旅をしてパ リにたどりついたものの壊血病の末期だった母が亡くなり、ペリーヌは母の遺言を守ってマロクールに向かう。途中で飢えに倒れたところを助けてもらいながら、マロクールに着いて祖父の工場で働きだすところまでが上巻。ペリーヌの知恵と考え方に個人的に学ぶところが多かった。 2017/11/12

ユコユコノツペ

2
ペリーヌ物語の原作本。いまや使用されない旧字やかなづかい(~ぢゃ。等)が使われているため、すんなりとは読めないけれど、読みすすめていくうちにはそんなことは全く気にならない!名作中の名作です!ペリーヌの健気さ、「生命力」の強さ、決して諦めない強い信念。アニメ版ではどちらかとしたら「誰かを頼る(バロン犬だったりファブリさんだったり)」するペリーヌはここにはいません。彼女の頑張る姿をみて周りが協力したくなる。そして自分の足で人生を切り開いていくのです。私のバイブルといっても過言ではない一冊です。

lilysX

1
貧乏サバイバル読本2017/05/27

あまね

1
ペリーヌが12、3でお母さんが27、8だったんだぁ…。2010/12/09

いちはじめ

0
家なき子の作者の書いた姉妹篇。苦難の末、肉親との再会を果たす孤児の話だが、こちらは少女が主人公。というよりもアニメ「ペリーヌ物語」の原作といった方が早いか。で、そのイメージで読み始めたら、いきなりパリに着いたとこから始まってたのでびっくり。アニメの1クール目はオリジナル脚本だったのか……。2000/03/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/60618
  • ご注意事項

最近チェックした商品