出版社内容情報
ドイツの鉱物学者リーデンブロック教授は,16世紀の錬金術師が謎の文字を書き残した羊皮紙を発見,甥アクセルの協力を得て苦心のすえ解読した.そこにはアイスランドの火山の噴火口から地球の中心に達することができると書かれていた.これが13週間に及ぶ地球内部への旅の始まりになった.ヴェルヌ(1828-1905)の最高傑作.挿絵多数.
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はるな’s本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
137
海底二万里と混同して読了したつもりでいたこの作品。もっと早く読めば良かった。時に150年前の科学でここまでわかっていたのか?と比較してしまう自分に興醒めしながらも、話の世界に引き込まれた。出発地点はドイツ。地底に行くのにアイスランドから。カギは火山。なんて無謀な!と教授にあきれ、分別のありすぎるアクセルにはイライラし、冷静で強く頼りになるハンスがいることにホッとした。いけそうで行けない地底と彼らの珍道中がもたらす興奮は、ヴェルヌの中でも一番じゃないだろうか。2017/10/19
青乃108号
130
作家という人は一体どうしたら、このような奇想を得られるのだろう。百数十年も前の作家の創造した地底世界は、もしかしたら本当に俺の足下の遥か彼方に存在してるのではないかと思ってみる。センス・オブ・ワンダーに溢れた舞台での波乱万丈の旅行記に、そんなアホなと突っ込みながらもしばし現実のウサをすっかり忘れていた。こういうのこそ読書の楽しいところだ。2021/08/23
ehirano1
118
#地底に入るまでがとにかく長い(泣)。#教授のメンタルは鬼。#ハンス、有能過ぎて草。#地味にリアル。#後半の後半で突然の急加速(著者が事の重要性に気付いた?)。#古典SF特有のご都合主義はもはやご愛敬。#ラストは今だと大炎上レベルwww。2025/12/21
KAZOO
111
この本のコミック版4冊を数年前に読んで、棚に積んでおいた本です。扉の宣伝文句に「ヴェルヌの最高傑作」と書かれていますが確かに昔読んだほかの本と比べると楽しめました。この本では挿絵がかなりありイメージが浮かび上がってきます。鉱物学者とその甥がある書物から地球の中にほかの世界があることを知り探検に出かけます。地底の世界はかなり厳しいものの、付いてきた人物の働きによって何とか地上へと生還できます。楽しめました。2025/12/14
扉のこちら側
110
2016年677冊め。【193/G1000】6月くらいに読了して登録したはずだが消えてしまっていたので登録しなおし。地底に潜るまでが冗長に感じたが、冒険譚は非常に面白い。失われた時代の世界が地底に広がっていたシーンが素敵。鉱物が好きなので、その当たりの記述があるのも楽しめた。 2016/09/03




