出版社内容情報
株式仲買人であった画家ゴーガン(一八四八‐一九〇三)は,内心に潜む美のデモンに駆られてついに職と家族をなげうつ.文明社会を嫌悪した彼が最後に行きついたのは南海の原始の島タヒチであった.その神秘な原色の美は彼に無限の霊感をもたらしたのである.本書はこのタヒチ行の記録であり,ゴーガン自身の手になる版画を多数収載.
株式仲買人であった画家ゴーガン(一八四八‐一九〇三)は,内心に潜む美のデモンに駆られてついに職と家族をなげうつ.文明社会を嫌悪した彼が最後に行きついたのは南海の原始の島タヒチであった.その神秘な原色の美は彼に無限の霊感をもたらしたのである.本書はこのタヒチ行の記録であり,ゴーガン自身の手になる版画を多数収載.