出版社内容情報
夢と覚醒の弁証法的転換に、ベンヤミンは都市の現象を捉え、根源の歴史に至る可能性を見出す。集団的意識・想起から歴史を再考する[K]、都市を歩く遊歩者の視線をつづる[M]、認識方法についてのマニフェスト[N]など、思想的方法論や都市に関する諸断章を収録。(全五冊)
内容説明
夢と覚醒の弁証法的転換に、ベンヤミンは都市の現象を捉え、根源の歴史に至る可能性を見る。集団的意識から歴史を再考する“K”、都市を歩く遊歩者の視線を綴る“M”、認識論のマニフェスト“N”など、思想的方法論や都市に関する諸断章を収録。(全五冊)。
目次
K:夢の街と夢の家、未来の夢、人間学的ニヒリズム、ユング
L:夢の家、博物館(美術館)、噴水のあるホール
M:遊歩者
N:認識論に関して、進歩の理論
O:売春、賭博
P:パリの街路
Q:パノラマ
R:鏡
S:絵画、ユーゲントシュティール、新しさ
T:さまざまな照明