岩波文庫
悪童物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 128p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003244913
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

トーマ(1878‐1921)の代表作.ここに溢れている健康な,逞しい,しかも辛辣なユーモアは,必ずあなたを満足させるだろう.主人公の悪童ぶりは,あなたを心から笑わせると同時に,一種の鋭い諷刺を感じさせるだろう.そして,この南ドイツの,暖かく誠実な人間愛の作家の名は,あなたにとって親しい忘れ難いものになるだろう.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドラマチックガス

8
一日読破。『バーナード嬢曰く』から…と思っていたけれど、読み終わってから確認したら『悪童物語』じゃなくて『悪童日記』だった…!! 近くの書店に軒並みなく、むちゃくちゃ探してようやく見つけたのに…。まぁ面白かったからよしとしよう。偽りあるタイトルに厳しいことを自覚しているわたくしめですが、これ以上ないほど、タイトルまんまの本でした。2023/07/29

ゆかっぴ

4
まあ、家にいたらなかなか手こずりそうなやんちゃな少年のお話。でも結構周囲の大人たちを観察していたり、素直な面もありときどき改心した様子なのが子供らしくて面白い。2014/03/22

Yumi Ozaki

3
子供の頃、少年少女文学全集で読んでずっと探していました。どうしようもない悪童だろうけど、どこか憎めない。結構正直ないい子なんだなあ。2024/01/23

口こ

2
翻訳者がマンの作品の大多数を持つドイツ文学者の実吉捷雄というつながりで読了。やんちゃ腕白坊主の様々な悪事をニヤニヤしながら追った。2022/05/17

katsu

2
旧かなによる表記で分かりにくい。この本で、旧かなでの表記にむつかしさを感じた 嫌い、の歴史的仮名遣いってなんだろうか。前から疑問に思っていた。動詞なら「キラフ」でハ行四段活用で、形容詞なら「キライ」なのだろう。 建前はそうだとしても、「大嫌い」などの場合、どうしよう。「大嫌い」のままか「大嫌ひ」になるのか。 2020/12/11

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