出版社内容情報
(一)―(三)の訳者(小野忍)急逝のため中断していた『西遊記』が新しい訳者にひきつがれた.花果山にいた孫悟空も一行に加わり,天竺への旅は再開された.だが道は遠く,次々と現れる妖怪が行手を阻む.この物語の魅力の一つは,彼らを悟空が秘術を尽してやっつけるところにあり,どこから読んでもその面白さが満喫できる.
内容説明
ふたたび師弟みなみな心をひとつに西方をめざす。平頂山蓮花洞の金角・銀角は、その肉を食らえば不老長寿はまちがいなしという三蔵を狙って策をめぐらす。まんまと須弥山、峨眉山、泰山の下敷きとなった悟空は師匠を案じ、こぼれる涙は滝のよう。改版。



