岩波文庫<br> 金瓶梅 〈10〉

岩波文庫
金瓶梅 〈10〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003201503
  • NDC分類 923.5
  • Cコード C0197

出版社内容情報

中国四大奇書のひとつとして知られる「金瓶梅」は,明の万暦中期(16世紀末)に書かれた全100回の長篇小説.物語の舞台は山東.時代は徽宗治下の15年間.西門慶という好色一代男を中心にして,世態人情,市民生活の万端をいきいきと写し出したところに,この作品のおもしろさがある.毎巻10回ずつを収める.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

屋根裏部屋のふくろう🦉

2
西門慶と潘金蓮の両主人公が死に、いよいよ最終巻は春梅と陳経済が中心に。春梅は周守備に嫁ぐ。そこへ陳経済と再会して再び不倫の炎が。一方で陳経済は西門慶の家来韓道国(妻は王六児で西門慶とも肉体関係)の娘韓愛租ともナニする仲に。二股三股の大忙しの末反感を買い斬首さる。亭主の周が国防に多忙な中、妾春梅は男漁りに余念なし。されど荒淫が祟ったか病の末の腹上死。誠に懲りぬ面々なり。時は流れて未亡人の呉月娘、淫堕に落ちることもなく仏門に帰依したお陰で静かに70歳の天寿を全うしけり。全十巻読了。2022/01/19

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