感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
garyou
0
久しぶりに通読。その一生を考へると、よくぞこれだけ作品が残つてゐたものだなあとしみじみする。この巻には「贈陳商」とか「将進酒」とかよく知られた詩があり、「古鄴城童子謠效王粲刺曹操」とか「呂将軍」とか三国志好き向きの詩も載つてゐる。2015/05/28
garyou
0
東洋文庫で読んでゐたのだが、うつかり岩波書店の在庫稀少本の山の中に見つけてしまつたので。原文があつて読み下し文があつて、而して翻訳といふレイアウトの方が読みやすいからといふのもある。いづれ東洋文庫も買ふけど。とりあへずこの後はランボーでも読まうかと思ふてゐる。2013/10/23
サニジョプッ
0
隔絶の天才。絢爛たる色彩感覚も凄いが、漢詩(当時)ではイレギュラーな表現なのに世界規模ではスタンダードな表現がやたらと目に付くのが凄い。基本的に漢詩の世界は「実際にあったこと」を写実的に表現するので、どんなに誇張が甚だしくても直喩が支配的なのだが、李賀の場合は何かというと暗喩だ。現実にはありえないシチュエーションも頻出する。惜しむらくは彼の悲哀が栄達の道が阻まれたことに起因しており、その世界観が若干矮小化している印象が否めない。詩人なら不義の恋とか信仰とか、もっと抽象的で訳の分からないことで悩め!2011/11/07




