出版社内容情報
明治末期から大正年間に活躍した白樺派の歌人木下利玄(1886‐1925)の4歌集「銀」「紅玉」「一路」「みかんの木」を厳密な校訂のもとにあつめる.佐佐木信綱の竹柏園に13歳にして入門,はじめは趣味であり,慰めであった短歌が,ついには40歳にして病没するまでの彼のただ一筋の道となった,その道程のすべてを本歌集は明かしてくれる.
明治末期から大正年間に活躍した白樺派の歌人木下利玄(1886‐1925)の4歌集「銀」「紅玉」「一路」「みかんの木」を厳密な校訂のもとにあつめる.佐佐木信綱の竹柏園に13歳にして入門,はじめは趣味であり,慰めであった短歌が,ついには40歳にして病没するまでの彼のただ一筋の道となった,その道程のすべてを本歌集は明かしてくれる.