内容説明
前二集と同時期の『東京景物詩及其他』の後、白秋の作品は一変する。中世の歌謡『梁塵秘抄』や『閑吟集』の語法を採り入れて切迫した内面を吐露した『真珠抄』と『白金之独楽』から、健康で明朗な「畑の祭」、さらに古淡清明な『水墨集』『海豹と雲』へと進んで行く円熟白秋を収める。
目次
『東京景物詩及其他』(初版より)
『真珠抄』(初版より)
『白金之独楽』(初版より)
畑の祭(『白秋詩集』第一巻より)
『水墨集』(初版より)
『海豹と雲』(初版より)
-
- 和書
- 聖書難問注解 新約篇