出版社内容情報
明治25年発表された「闇桜」は幼なじみの淡い恋を描いた処女作で,一葉(1872‐1896)独自の作風の先蹤をなしている点で逸すべからざる作品であり,「うもれ木」は名工の芸道精進の苦闘に可憐な恋をからませた出世作である.他に江戸文学の流れを汲んだ「別れ霜」,平安文学に擬した美しき感傷篇「暁月夜」,いずれも初期の作風をうかがうべき佳品.解説=湯地孝
内容説明
幼なじみの淡い恋心を描く「闇桜」、名工の芸術的精進の苦闘と可憐な恋をからませたデビュー作「うもれ木」など初期の代表作を収める。



