出版社内容情報
江戸文芸の華,川柳の選集『柳多留』は十八世紀半ばから幕末まで刊行されつづけ,その総数は一六七篇にものぼる.うち柄井川柳(一七一八―九〇)が選句にかかわった二四篇まで約一万七五〇〇句から一九〇〇余の秀句を選び出し,懇切な注解あるいは鑑賞をくわえた.一句また一句と読み進むうちに読者はいつしか江戸の世界へと誘われる.
江戸文芸の華,川柳の選集『柳多留』は十八世紀半ばから幕末まで刊行されつづけ,その総数は一六七篇にものぼる.うち柄井川柳(一七一八―九〇)が選句にかかわった二四篇まで約一万七五〇〇句から一九〇〇余の秀句を選び出し,懇切な注解あるいは鑑賞をくわえた.一句また一句と読み進むうちに読者はいつしか江戸の世界へと誘われる.