出版社内容情報
享保（一七一六―三六）を境に文運東遷し，文芸の中心が上方から江戸に移るとともに笑話もまた持ち味をかえ，簡潔な表現と小粋な笑いを特色とするようになった．そして安永期（一七七三―一八〇三）に全盛をむかえる．収録の『鹿の子餅』『楽牽頭』（がくたいこ）『聞上手』など七種の小咄本は，頂点にのぼりつめた江戸笑話を代表するものである．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーしー
2
落ちとして、駄洒落や聞き間違いが多い印象を受けました。2021/10/12
狐狸窟彦兵衛
1
今の落語に使われている笑の種がたくさん見つかります。たくさんの人たちが作品を持ち寄って、良いものを選んで本にまとめたそうな。SNSがあったら、みんなで発信していたのでしょうね。ネットの情報は300年経っても残ってるでしょうかね🙃2021/12/08
hibimoriSitaro
1
笑う気満まんで読むのはちょと違う。米朝師匠のテープで聴いたネタがちらほらあって何だか嬉しい。2010/06/12
