出版社内容情報
江戸中期の俳人許六が,芭蕉の遺志をついで編んだ最初の俳文選集.許六,芭蕉,支考,李由,〓村,去来ら28人の俳文約120篇を収録.最初,去来の三回忌,芭蕉の十三回忌の記念出版として,蕭院の「文選」にならって「本朝文選」の書名で刊行されたが,翌年「風俗文選」と改題して広く流布し,後世に影響を与えた.宝永3(1706)年刊.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
5
芭蕉の遺志(表紙裏返)。1928年初出旧字体。読み難し。15ページは漢文。一文がブツ切り構造でかろうじて読めるか。「幻住菴ノ記」は芭蕉翁で、木曾の檜笠(ひがさ 86ページ)。119ページには義仲山。支考「陳情ノ表」で、「耕ずして食ひ。織ずして着る」(163ページ)。貨幣を払って、他人の仕事の成果を買うにせよ、金持ちはまさに、こんな所業なのだ。人任せ、無責任に思える。カネは無責任で偽善的な感じ。さっき某CVSで買い間違えて、130円を止めて120円にしたが、10円だけよこすからあれ? ちょろまかされそうだ。2013/02/16
零水亭
3
芭蕉の門人、森川許六の編集した俳文集です。好きなところだけ拾い読みしています。個人的には「近江国の記」「蕎麦切ノ頌」「山水譜」が面白かったです。 注があればもっと良かったですね。2019/07/01
hazama
0
めっちゃ読むのに時間掛かった。ちゃんと頭に入っていないなぁ。あ、レ点ダブルは抑え目でお願いします。2010/01/30
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