岩波ブックレット<br> 被ばく「封じ込め」の正体―広島・長崎・ビキニ・福島の声から

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岩波ブックレット
被ばく「封じ込め」の正体―広島・長崎・ビキニ・福島の声から

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  • サイズ A5判/ページ数 88p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002711140
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0336

出版社内容情報

内部被曝・低線量被曝をめぐる不都合な真実が、被害を封じ込め、心の病の扱いをしてきた。5人のジャーナリストが現場の声を聞き、80年の歴史を辿る。核開発と並行して誕生した国際機関・研究者集団が恐れていたものとは。「誤差」として覆い隠した実態とは。世界の核被害の中に位置づけ直し、分断されてきた被害者をつなぐために。


【目次】

 はじめに

1 体験したこと、語りきれない被害
 1 広島から
 2 長崎から
 3 福島から
 4 太平洋で被ばくした船員たち
 コラム 被曝量・放射線の単位

2 内部被曝の認定をめぐる争点
 1「黒い雨」訴訟と内部被曝
 2 長崎被爆体験者訴訟の線引き
 コラム 血液・歯からさぐる船員の被曝量
 コラム 甲状腺がんと原発事故

3 「影響なし」とする神話を越えて
 1 「100ミリシーベルト」神話
 コラム ABCC(原爆傷害調査委員会)とは
 2 黙殺される内部被曝
 3 封じられた“誤差”が物語る船員被曝調査の実態
 4 進む研究

4 被曝影響を封じ込めてきたのは何者か
 1 職業病としての放射線障害防止を目的とした時期(1928~1950年)
 2 核兵器開発・核軍拡政策に沿う被曝管理を目的とした時期 (1951~1957年)
 3 核開発に加えて原子力開発が目的の中に入った時期(1958~1976年)
 4 反原発運動が発展して経済的・政治的に推進策を補強する被曝防護策が必要になった時期(1977年~)
 5 被曝への恐れを封じ込める「広報機関」

 おわりに

内容説明

内部被曝・低線量被曝をめぐる不都合な真実が被害を封じ込め、実害が心の病として扱われてもきた。5人のジャーナリストが現場の声を聞き、80年の歴史をたどる。核開発と並行して誕生した国際機関・研究者集団が恐れていたものとは。「誤差」として覆い隠された実態とは。押し込められ分断されてきた被害者の声の封印を解き、核の時代を終わらせる連帯へと向かうために。

目次

1 体験したこと、語りきれない被害(広島から;長崎から;福島から;太平洋で被ばくした船員たち;コラム 被曝量・放射線の単位)
2 内部被曝の認定をめぐる争点(「黒い雨」訴訟と内部被曝;長崎被爆体験者訴訟の線引き;コラム 血液・歯からさぐる船員の被爆量;コラム 甲状腺がんと原発事故)
3 「影響なし」とする神話を越えて(「100ミリシーベルト」神話;黙殺される内部被曝;封じられた“誤差”が物語る船員被曝調査の実態;進む研究)
4 被曝影響を封じ込めてきたのは何者か(職業病としての放射線障害防止を目的とした時期(1928~1950年)
核兵器開発・核軍拡政策に沿う被曝管理を目的とした時期(1951~1957年)
核開発に加えて原子力開発が目的の中に入った時期(1958~1976年)
反原発運動が発展して経済的・政治的に推進策を補強する被曝防護策が必要になった時期(1977年~)
被曝への恐れを封じ込める「広報機関」)

著者等紹介

小山美砂[コヤマミサ]
ジャーナリスト。毎日新聞社で原爆報道キャップとして「黒い雨」裁判を取材、2022年に毎日新聞社退社

笹島康仁[ササジマヤスヒト]
ジャーナリスト、フォトグラファー。高知新聞記者を経て2017年に独立

白石草[シライシハジメ]
ジャーナリスト。2001年に非営利独立メディアOurPlanet‐TVを設立。福島原発事故後の取材に注力

田井中雅人[タイナカマサト]
朝日新聞記者(核と人類取材センター事務局長)。2012年ハーバード大学客員研究員。2022年神戸大学より博士(学術)授与

古川恵子[フルカワケイコ]
長崎放送報道メディア局専門局次長・記者。カネミ油症、被爆者を継続取材し、「夏空の灰~被爆体験者は何者か?~」(2024年)などのドキュメンタリー番組を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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