出版社内容情報
日本による韓国の併合は正当なものであったのか、不当なものであったのか――いまだに日韓両国で決着をみない議論の根源は、一九六五年に締結された日韓条約第二条の解釈・認識の相違にある。日本敗戦後の交渉開始から締結、そして現在に至るまでの経緯をたどり、なぜ認識の相違が生まれ、放置されてきたのかを考える。
【目次】
はじめに
Ⅰ 力による併合、欺瞞の併合条約
Ⅱ 日韓会談の曲折ある展開
Ⅲ 日韓会談の最終局面
Ⅳ 日韓条約の調印と日韓条約反対運動
Ⅴ 批准議会での審議
Ⅵ 以後の六〇年の中で
Ⅶ 日韓基本条約解釈の分かれを克服する
[付録] 日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約
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