出版社内容情報
イスラエルとはどのような国家なのか。その行動原理は。パレスチナ自治区でジェノサイドを続けているのは「ユダヤ人国家」を僭称する植民地主義のシオニストたちである。暴力を禁じるユダヤ教の伝統にとってイスラエルは、救済の途上の障害以外の何ものでもない――。在カナダの碩学のユダヤ教徒による渾身の批判、緊急出版。
内容説明
イスラエルとはどのような国家なのか。パレスチナ自治区でジェノサイドを続けているのは「ユダヤ人国家」を僭称する植民地主義のシオニストたちである。暴力を禁じるユダヤ教の伝統にとってイスラエルは、救済の途上の障害以外の何ものでもない―。在カナダの碩学のユダヤ教徒による渾身の批判。
目次
シオニストによる植民地化前夜のパレスチナ
パレスチナ人に対するシオニスト国家の態度
ユダヤ教の拒絶と新しい人間の形成
ヨーロッパの遺産―暴力と無力
一〇月七日の攻撃に至るまで
復讐とイスラエルの存続
ダビデとゴリアテ、そしてサムソン―地獄に堕ちるのか?
著者等紹介
ラブキン,ヤコヴ[ラブキン,ヤコヴ] [Rabkin,Yakov]
1945年、旧ソ連生まれ。レニングラード大学で化学を、モスクワの科学アカデミーで科学史を学んだ後、1973年にソ連を出国。数カ月をイスラエルで過ごした後、カナダ・モントリオールに居を定め、モントリオール大学の科学史および科学社会政治学研究所に在籍、後に同大学歴史学科教授。科学と政治、科学と宗教の間の、また科学史とテクノロジーの間の相互関係に関する著作活動を行うとともに、ユダヤ教、シオニズムおよびイスラエルに関する業績はとりわけよく知られ、多くの言語で出版されている
鵜飼哲[ウカイサトシ]
1955年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。一橋大学名誉教授。専門はフランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
どんぐり
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がらくたどん
Nobuko Hashimoto