出版社内容情報
高温や渇水が頻繁になり、穀物や野菜の生育に悪影響が増大。農業は温暖化に脆弱な「被害者」だ。その一方で、実は温室効果ガスを排出する「加害者」でもあることはあまり知られていない。けれども、これからは「救世主」にもなりうる! 世界で広がる「環境再生型農業」の取り組みを紹介し、新時代の農業のあり方をともに考える。
内容説明
誰もが異常気象を実感する近年、高温や渇水で、農作物の成長・供給が不安定になっている。しかし、農業は温暖化に脆弱な「被害者」である一方で、温室効果ガスを排出する「加害者」でもあることは、あまり知られていない。けれども、やり方を変えることで、地球の未来を変える救世主にもなりうるのだ!世界で広がる「環境再生型農業」の取り組みから、新時代の農業をともに考える。
目次
序
第1章 温暖化の「原因」としての農業
第2章 農業由来の「温暖化の原因」を最小化する(世界での取り組み;日本の取り組みの動向)
第3章 温暖化の「解決策」としての農業(世界に広がるリジェネラティブ農業;団体、企業、政府の取り組み;バイオ炭の可能性)
終章 消費者の役割
著者等紹介
枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
1962年生まれ。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境ジャーナリスト、翻訳家、幸せ経済社会研究所所長。大学院大学至善館教授。株式会社未来創造部代表取締役社長。2021年11月、「ブルーカーボン・ネットワーク」を設立、代表に就任。幅広い活動を行っており、2022年より、未来創造部にてバイオ炭による温暖化対策を進めている(本書参照)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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