岩波ブックレット<br> 農業が温暖化を解決する!―農業だからできること

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農業が温暖化を解決する!―農業だからできること

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  • サイズ A5判/ページ数 72p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002710945
  • NDC分類 610
  • Cコード C0336

出版社内容情報

高温や渇水が頻繁になり、穀物や野菜の生育に悪影響が増大。農業は温暖化に脆弱な「被害者」だ。その一方で、実は温室効果ガスを排出する「加害者」でもあることはあまり知られていない。けれども、これからは「救世主」にもなりうる! 世界で広がる「環境再生型農業」の取り組みを紹介し、新時代の農業のあり方をともに考える。

内容説明

誰もが異常気象を実感する近年、高温や渇水で、農作物の成長・供給が不安定になっている。しかし、農業は温暖化に脆弱な「被害者」である一方で、温室効果ガスを排出する「加害者」でもあることは、あまり知られていない。けれども、やり方を変えることで、地球の未来を変える救世主にもなりうるのだ!世界で広がる「環境再生型農業」の取り組みから、新時代の農業をともに考える。

目次


第1章 温暖化の「原因」としての農業
第2章 農業由来の「温暖化の原因」を最小化する(世界での取り組み;日本の取り組みの動向)
第3章 温暖化の「解決策」としての農業(世界に広がるリジェネラティブ農業;団体、企業、政府の取り組み;バイオ炭の可能性)
終章 消費者の役割

著者等紹介

枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
1962年生まれ。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境ジャーナリスト、翻訳家、幸せ経済社会研究所所長。大学院大学至善館教授。株式会社未来創造部代表取締役社長。2021年11月、「ブルーカーボン・ネットワーク」を設立、代表に就任。幅広い活動を行っており、2022年より、未来創造部にてバイオ炭による温暖化対策を進めている(本書参照)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

30
☆☆☆☆ 農業と温暖化について考察するための指針となる良書。2023年の新潟の一等米比率は15.7%(通常は80%程度)。乳牛は日平均気温23~24度で乳量減少・乳成分低下。温暖化の影響が大きい作物の「気候変動適応ガイド」。世界の温室効果ガス排出の12%が農業由来、10%が食品ロス及び廃棄由来。メタンはCO2の25倍、N2Oは298倍の温室効果。カギケノリを飼料に配合すると大きなメタン削減効果。稲作からメタンを減らすSRI(稲集約栽培法)(中干し期間の延長)。2022年5月みどりの食料システム戦略。2024/09/03

papacy

6
♪【リジェネラティブ】農業は温暖化問題の被害者で、加害者で、救世主であるというフレーズから始まる。❶被害者:温暖化で農作物の品質や収穫量が影響を受けている。❷加害者:日本の農業は多くの温室効果ガスを出してるらしい。衝撃!畑を耕すので土中の微生物が反応して多くのガスを出す。水田もガスを多く出すらしい。牛のゲップのメタンガスも問題。❸救世主:だが植物は光合成でCO2を取り込む。それを腐葉土にして地中に返すこともできる。本書でリジェネラティブ農業(環境再生型農業)というのを知った。土壌を健全に保つ取組みらしい。2024/11/16

セヱマ

5
環境再生型農業は、不耕起、被覆作物、輪作、有機肥料、堆肥、ローテ放牧、森林農法、林間放牧からなる。パタゴニア、ランドバーグ、ダノン、カインドスナックが推進。バイオ炭とjクレジット、美幌の美富薪炭。稲作のメタンを減らす稲集約栽培SRIや、中干し延長や秋起こし。窒素減肥によるN2O(298倍の温室効果)削減。堆肥製造からのメタンガス収集。エシカル消費への日本人の行動は2%の調査報告、母数が少ないが。2025/01/30

takao

2
ふむ2024/09/12

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