出版社内容情報
夫婦で姓を同じにすることが、当たり前だと思っていませんか?
女性が名前を変えるのが当たり前だという気持ちがありませんか?
実は、夫婦で姓の統一を強制されるのは、世界中で日本だけなのです。
なぜ日本では、こうした古い制度が残っているのでしょうか?
今後の結婚における「名前」の問題、一緒に考えませんか?
内容説明
夫婦で氏を統一しなければならないのは世界中で日本だけ!日本では96%の女性が姓を変えている。これは一体何を意味しているのか?
目次
第1章 なぜ選択的夫婦別姓制度が求められているのか(婚姻制度のしくみ;氏か婚姻かの二者択一;選択的夫婦別姓制度;夫婦同姓制度の成り立ち;なぜ別姓が導入されないのか;世界で取り残される日本;選択的夫婦別姓制度が目指すもの;憲法の話)
第2章 選択的夫婦別姓訴訟(なぜ裁判を起こしたのか;なぜ「憲法訴訟」なのか;原告となった人たち;原告が求めているもの;最高裁はどう判断したか;最高裁多数派意見の問題点;今後の展望;もう一つの訴訟)
著者等紹介
寺原真希子[テラハラマキコ]
1974年生まれ。東京大学法学部卒業。2000年より弁護士。長島・大野・常松法律事務所等都内事務所勤務、NY大学ロースクール留学(NY州弁護士資格取得)、旧メリルリンチ日本証券(株)インハウスロイヤーを経て、2010年より弁護士法人東京表参道法律会計事務所共同代表。無償の人権擁護活動として、選択的夫婦別姓訴訟弁護団(2022年より団長)及び「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京弁護団共同代表を務める
三浦徹也[ミウラテツヤ]
1991年生まれ。中央大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修了。あさひ法律事務所勤務。選択的夫婦別姓訴訟弁護団事務局長を務め、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の東京弁護団にも所属している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hisashi Tokunaga
みかん上級大尉
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