出版社内容情報
2021年3月、文科省が学校の業務改善や効率化の共有のために始めたSNSプロジェクト「#教師のバトン」。だが実際に集まるのは、過重労働に苦しむ匿名教員の声ばかり。本書は厳しい学校現場の問題に加え、これまで教師が公に声を上げられなかった理由を探り、教師が発信することで変わる学校の未来像を展望する。
内容説明
2021年3月、文科省が学校の業務改善や効率化の方策の共有のために始めたSNSプロジェクト、「#教師のバトン」。だが実際に集まるのは、過重労働に苦しむ匿名教員の声ばかり。教育社会学者、現場の教員、弁護士、教育行政学者が厳しい学校現場の問題に加え、これまで教師が公に声を上げられなかった理由を探り、教師が発信することが変わる学校の未来像を展望する。
目次
第1章 「魅力の向上」がもたらした大炎上(内田良)
第2章 なぜ教師は本音を言えなかったのか(斉藤ひでみ)
第3章 法的障壁はそもそも存在しない?(嶋〓量)
第4章 もの言わぬ教師はいかにつくられたか(福嶋尚子)
第5章 未来へのバトン(内田良)
著者等紹介
内田良[ウチダリョウ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。専門は教育社会学
斉藤ひでみ[サイトウヒデミ]
岐阜県高等学校教員。教育現場の問題を訴え、国会や文科省への署名提出。国会での参考人陳述等を行う
嶋〓量[シマサキチカラ]
弁護士。神奈川総合法律事務所所属
福嶋尚子[フクシマショウコ]
千葉工業大学工学部教育センター准教授。専門は教育行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*
TAK.I
西澤 隆
hatohebi
ふるしゅん