岩波ブックレット<br> 介護保険が危ない!

個数:

岩波ブックレット
介護保険が危ない!

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月14日 23時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 88p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002710242
  • NDC分類 364
  • Cコード C0336

出版社内容情報

介護保険20年の歩みは切り下げの連続だった。利用者負担が引き上げられる一方で、介護報酬は低く抑制され、財源不足を理由に新たな改変が検討されている。このままでは、制度はあっても使えない状況になりかねない。介護保険の後退を許さず、誰にとっても使いやすいものにするために、ケアの専門家たちが訴える。

内容説明

2020年4月、介護保険制度は開始20年を迎える。しかし、その歩みは切り下げの連続だった。利用者負担が引き上げられる一方で、介護報酬は低く抑制され、財源不足を理由にさらなる改変が検討されている。このままでは、制度はあっても介護サービスを受けられなくなるかもしれない。介護保険のこれ以上の後退を許さず、誰にとっても使いやすいものにするために、ケアの専門家たちが訴える。

目次

第1部 介護保険が危ない!(「介護の社会化」はどこへ行ったのか;「机上の介護」に怒りを!;大切なのは生活へのサポート;要介護1・2は軽度ではない;これ以上利用者負担を増やしてはいけない;訪問介護の人材難は制度改定が原因である;国にないのはお金ではなく理念;消費税増税分はどこへ?;居場所と味方と誇り;若者たち、外国人たちのためにも、介護保険の後退は許されない;介護保険は国民の生活を守る大切な財産;人々の幸せのためにお金を使ってほしい;生活援助が介護の基本;いま訴えたいこと;介護保険を萎縮させてはいけない;若者も男性も怒っている!;介護保険なしでは暮らしていけない;家族にとっての介護保険;介護保険をもっと使いやすく、シンプルなものに;誰もが安心して暮らせる社会を;介護保険を立て直すために)
第2部 介護保険 翻弄され続けた二〇年

著者等紹介

上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年生まれ。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。東京大学名誉教授。社会学者

樋口恵子[ヒグチケイコ]
1932年生まれ。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長。東京家政大学名誉教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

34
編者の一人・上野千鶴子氏は「制度の空洞化」を憂いて、このように書く。<介護保険は、日本国民が成し遂げた改革のうちで、もっとも影響力の大きい達成だった。/介護の社会化とは別名、「脱家族化」のことだが、介護保険の後退で介護の「最家族化」が起きかねない状況に、わたしたちは直面している>と。もう一人は、介護保険制度新設の検討が始まった厚生省(当時)内の「高齢者介護・自立支援システム研究会」のメンバーの一人だった、樋口恵子氏。その氏は記す。<高齢者よ、介護保険の現実に失望しつつ絶望をせず声を上げていこう>と。同感⇒2020/06/19

ochatomo

8
2020年1月14日15~17時に衆議院議員会館地下大会議室で270名が参加し開催された集会記録 上野千鶴子さん『介護保険は“失われた90年代”に日本国民が成し遂げた改革のうちで、もっとも影響力の大きい達成だったと思う』『介護保険をつくるのも守るのも、わたしたち市民の力だ』 2020刊2024/11/30

まさこ

8
措置制度の後、介護保険の施行時から現在までの変遷が分かりやすく貴重。要支援や家事援助の扱いなど。改定の度に事業を再考しなければならない現場はキツイ。若者世代のことも考えると応能負担はやむなしと思うが、介護の社会化、基本的人権を忘れずに進められたい。介護保険にかかわる多方面の生の声を聴くことができる。2021/06/18

ヒナコ

7
2020年1月14日の「介護保険の後退を絶対に許さない! 1.14院内集会」での、多様な当事者の発言と、服部万里子の20年間の介護保険についての総括が収録されている。第二刷には、上野千鶴子の「コロナ禍のもとで介護は……」も追加収録されている。→ 2021/03/11

乱読家 護る会支持!

3
母親が要介護認定を受けて、介護保険を使う側になって気づいたことは、 「なんでこんなに認定受けるのに大変なの?」 「なんでこんなに制度はややこしいの?」 「なんでこんなに利用者負担額は高いの?」 一方で、我々現役世代からすれば、「なんでこうも毎年毎年、介護保険料率は上がっていくの?」 さて、本書、、、リベラルを自称する『反日』岩波ブックレットも、たまには良いことが書いてあるかと思いきや、、、結局、政権批判だけで、ソリューションが一切書かれていない。 さすが岩波ブックレット! ぶれないです!!(笑) 2020/08/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15558360
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品