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岩波ブックレット
兵器と大学―なぜ軍事研究をしてはならないか

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  • サイズ A5判/ページ数 88p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002709574
  • NDC分類 390
  • Cコード C0336

内容説明

学問が、純粋な好奇心や社会問題の解決、人々の幸福のためでなく、国家の進める軍事戦略や兵器開発に従属させられるような社会を、再び到来させてはいけない。そのような社会は民主主義にとっての危機であるとともに、学問の危機でもある。科学研究のパラダイム設定自体に軍事が深くかかわり、学問世界は浸蝕され、研究者の頽廃が進む。

目次

第1章 科学者のあり方
第2章 戦後、科学者は軍事研究とどう向き合ってきたか
第3章 防衛省の戦略
第4章 大学改革にまとわりつく軍学共同
第5章 米・「軍産複合体」と科学者
第6章 独・軍学共同反対の運動
第7章 「軍民両用技術」という甘い罠
第8章 キャンパスから声をあげていく

著者等紹介

池内了[イケウチサトル]
名古屋大学名誉教授。宇宙物理学、科学・技術・社会論

小寺隆幸[コデラタカユキ]
京都橘大学人間発達学部教授。数学教育学。公益財団法人原爆の図丸木美術館理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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