岩波ブックレット
憲法九条は私たちの安全保障です。

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  • サイズ A5判/ページ数 64p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002709185
  • NDC分類 323.142
  • Cコード C0336

出版社内容情報

集団的自衛権とは何か? 安倍政権の目論みはどこにあるのか? 「日本をふたたび強い国にする」、その帰結はどのようなものを想定しているのか? 70年前にも市民が犠牲となった。そして現在も、平和を望む市民の精神が蹂躙されている。声を上げるときだ! 私たち市民の力、世論の力こそが、立憲主義への暴挙拡大を阻むのです。

内容説明

“積極的平和主義”?「平和」に形容詞はいらない!集団的自衛権とは何か?安倍政権の目論みはどこにあるのか?「日本をふたたび強い国にする」、その帰結はどのようなものになるのか?70年前にも市民が犠牲となった。そして現在も、平和を望む市民の精神が蹂躙されようとしている。声を上げるときだ!私たち市民の力、世論の力こそが、立憲主義への暴挙拡大を阻むのです。

目次

東アジア市民平和憲章をつくろう(金泳鎬)
グッドルーザーであることを誇りに(池田香代子)
最後に決めるのは国民の声(阪田雅裕)
思いを托す(鶴見俊輔)
戦中派としての訴え(梅原猛)
加藤周一の言葉を受け渡す(大江健三郎)
誇りのもてる国となるために(奥平康弘)
小さな国として生きる(澤地久枝)
十年の確信、草の根運動の力(小森陽一)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

73
初読。2015年1118冊め。本文中で奥平氏が指摘しているが、安倍首相は「日本をふたたびよい国にしていく」と語り、「日本はこれから強い国になるのだ」と諸外国に示唆しているが、それをやればやるほど諸外国から嫌われることに何故気づかないのか。九条改正が困難なため九十六条の単独改正でうやむやにしようとした手口。しかし国民はそこで疑問を持ったわけだ。「あまり抽象的なことばかりではなくて、すべての問題を日常性に結びつけなければいけないということです。」2015/11/07

HMax

21
United Nationsに敗戦し、受け入れた戦勝国の理想を掲げて作られた新憲法。それから70年、安全保障では北朝鮮の核ミサイルや中国の軍拡によって「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という前提が崩れ、日陰ものだった「LGBT」が活躍し、「女性」が活躍する企業が成長する世の中になり、そろそろ憲法も見直しが必要だと思います。備考:著者は日本が戦争を仕掛けない限り、戦争にならないと信じているようです。尖閣諸島の中国の行動でさえ、安倍総理が自衛隊を投入し戦争の態勢にもっていこうとしているそうです。2019/07/07

カープ坊や

17
国民のために 権力者の暴走を監視する憲法。 その憲法を自称最高権力者なる人物が 自分の思想信条に合わせて好き勝手に解釈変更できるなんて世も末だな。 過去の過ちの反省から生まれた素晴らしき憲法。なぜ日本が70年も戦争をする事なく平和で過ごす事ができたのか再認識。2015/03/15

phmchb

10
KAZUYA channelで紹介されたので、「敵」を知るという意味で早速図書館で借りて読んでみた。やっぱりサヨクは頭がパーンとなっていると改めて思いました。2016/07/09

シンドバッド

8
『憲法九条は私たちの安全保障です。』に尽きます。 是非、一人でも多くの人に読んでいただきたい。2015/07/12

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