内容説明
自然エネルギーで大丈夫?―3.11後、日本でも期待が高まる自然エネルギー。気候変動を招く二酸化炭素を出さず、枯渇もせず、外国から輸入しなくてもいい、資源小国の日本にとってまさに理想的なエネルギーだが、一方で「風だのみで安定しないのでは?」「コストが高い?」といった声も根強い。そんな疑問の数々に、第一線の研究者が明快に応答!社会を根底から変えつつある自然エネルギーの可能性を、日本でも拓いていくために。
目次
自然エネルギー普及の機は熟している
Q1 自然エネルギーって、何ですか?
Q2 コストが高いのでは?
Q3 お天気まかせで不安定な電源なのでは?
Q4 環境影響や健康被害はないの?
Q5 ドイツで電気料金が高騰していると聞きましたが?
Q6 自然エネルギーの大量導入は難しいのでは?
Q7 ビジネスとして成り立つのですか?
Q8 社会はどのように変わりますか?
あとがき―自然エネルギーという「夢」を確かなものに
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
15
水力を1とすると、グリーンピースのデータによれば、 太陽エネルギーは、世界の電力需要の3078倍(8頁)。 太陽は、ありがたいよう(おふくろが言っている台詞)。 火力と原子力のコストは上昇するが、自然エネルギーは下がっていく ことが予想される(17頁)とのこと。 積極的に導入して利用者が増えれば、十分いけそうな雰囲気を感じる。 住民が望まない騒音問題のことを、煩音というようだ(29頁)。 パワーゲートを朝5時台にドンとかやっている業者も煩音だ。 2014/03/25
G-ta
1
前回読んだ本とほとんど同じことが書いてあった。ポテンシャルは高いが、どこまで本気で取り組めるか。既得権とかできてもいいからどんどん推進してほしい。2014/05/02