出版社内容情報
“戦後”がまだ戦後であった時代,戦争によって混迷に陥った日本人の思想の建直しをめざして,知識人,反体制運動,社会科学者,保守主義,戦争体験などのテーマで同時代の思想を縦横に論じ,可能性を模索した白熱の討論.
内容説明
“戦後”がまだ戦後だあった時代、戦争によって混迷に陥った日本人の思想の建直しをめざして、知識人の発想、反体制の思想運動、社会科学者と保守主義者の思想、戦争体験の思想的意味などのテーマで同時代の思想を縦横に論じ、可能性を模索した白熱の討論。
目次
知識人の発想地点
反体制の思想運動
日本の保守主義
大衆の思想
社会科学者の思想
戦争体験の思想的意味
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ななっち
2
「戦争は、日本の国土を荒廃させただけではない。むしろ、それ以上にふかく日本の思想を荒廃させた。」という文言が印象的でした。橋川文三とは違う切り口の日本浪漫派に対する切り口は考え深くあり、また三者の見識の深さに脱帽。2012/05/18
しんすけ
1
先月29日(3日前)、国連の人種差別撤廃委員会が日本に対して、「人種差別撤廃条約の履行」に関する勧告を与えた。そのなかでも印象的だったのは、日本におけるヘイトスピーチに懸念を表明していることだった。日の丸を掲げて歩く狂人集団にはルサンチマンの姿を見て、憂鬱になるばかりである。しかし、本書は「ルサンチマンをも客観的に分析せよ」と語っている。今の日本の状況が悲観的なのは、現況を客観的に分析する本書の著者たちのような論客が皆無に近いということだ。2014/09/01
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