同時代ライブラリー<br> 天皇観の相剋―一九四五年前後

同時代ライブラリー
天皇観の相剋―一九四五年前後

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  • サイズ 新書判/ページ数 379,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784002601540
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

廃止か,保持か――日本降伏をめぐる諸外国のさまざまな天皇観の対立,相剋をはじめて明らかにし,戦後改革を伝統社会の変容のドラマとして解明した本書は,日本人の思考と行動様式を考えるための必読書でもある.

内容説明

廃止か、保持か―。日本降伏をめぐる英、米、オーストラリア、中国など連合国側のさまざまな天皇観の対立、相剋をはじめて実証的に明らかにし、戦後改革を伝統社会の変容のドラマとして解明した。戦後史ばかりでなく、日本人の思考と行動様式を考えるための必読書である。

目次

第1章 アメリカ国務省における天皇観の対立
第2章 イギリス人にとっての天皇制
第3章 太平洋問題調査会の天皇論
第4章 「天孫民族の世界制覇」観とオーストラリア
第5章 中国人と日本の「覇道」主義―補遣 韓国独立運動における天皇観
第6章 無条件降伏の「鍵」
第7章 占領政策と天皇制―「伝統主義的支配」変革のドラマ

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