同時代ライブラリー<br> ある台湾知識人の悲劇―中国と日本のはざまで 葉盛吉伝

同時代ライブラリー
ある台湾知識人の悲劇―中国と日本のはざまで 葉盛吉伝

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  • サイズ 新書判/ページ数 291p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784002601373
  • NDC分類 289
  • Cコード C0323

出版社内容情報

葉盛吉,日本名葉山達雄.台湾生まれ,旧制二高,東京帝大に学ぶ.医師.1950年蒋介石の赤狩りで銃殺,享年27歳.真理を求め,2つの祖国,2つの故郷の間で悩み続けた生涯を同郷の友が遺稿をもとに描く感動の評伝.

内容説明

葉盛吉(日本名葉山達雄)は台湾に生まれ、旧制2高、東京帝大に学んだ。敗戦後、台湾へ帰り医師となる。1950年蒋介石の赤狩りで銃殺、享年27歳。常に真理を求め、中国と日本、台湾と大陸本土という2つの祖国と2つの故郷の間にひき裂かれて悩み続けた生涯を、同郷の友が遺稿をもとに描く感動の書下し評伝。

目次

第1章 植民地台湾に育つ(出身;台湾での公学校時代;台湾での中学校時代;日本への憧憬)
第2章 日本留学の日々(浪人2年;二高時代;東北は我が故郷;東大進学と日本の敗戦)
第3章 台湾で生きる(幾重もの苦難;赤狩り;千古風流の人物)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kino

2
台湾に行く前に読もうと思って間に合わなかったので、帰国後に続きを読んだ。司馬遼太郎の紀行文で紹介されていて気になって図書館で借りたのですが、呉濁流の『アジアの孤児』を読み直しているような印象だった。 書いている人も、書かれている人も、とても優秀な人なのがよくわかる。すごく勉強しているので、私の怠惰ぶりを反省した。2017/10/27

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