出版社内容情報
20世紀の科学的言語学の基礎をきずき,言語学の父とよばれるソシュール――難解といわれるその理論と影響を明快に解説し,言語学を超えて人間精神の働きについて先駆的思想家であったことを明らかにした名著.
内容説明
20世紀の科学的言語学の基礎をきずき、近代言語学の父とよばれるソシュール―。本書は難解といわれる彼の理論の枠組と現代思想への影響を明解に解説し、記号学の構想にみられるように、言語学を超えて人間精神の働きについても先駆的思想であることを明らかにした名著である。
目次
1 人と『講義』
2 ソシュールの言語理論
3 ソシュール理論の位置
4 記号学―ソシュールの遺産