出版社内容情報
様々な外交的課題を通して浮び上がる西洋観・アジア観の諸相.官僚の外交論を一方に据え,新聞の論説・投書86点を集大成.議論は欧州列強からトルコ,エジプトに及ぶ.中国・朝鮮・琉球論からは今に続く課題が窺える.
内容説明
欧米列強からトルコ、アフガン、エジプト、ベトナム、ビルマ、さらに中国、朝鮮、琉球―国際紛争を巡る議論の中に浮び上がる対外意識の諸相。政府・官僚の外交論を一方にすえ、新聞論説を初めて集大成。
目次
有司・官僚の対外観
新聞論調(西洋観と国際政治論;中国をめぐって;朝鮮をめぐって)
新聞論調にみる琉球論
補注(出典とした新聞;主要な国際紛争)
解説 対外観とナショナリズム