出版社内容情報
たゆまぬ努力と忍耐,そして何よりも深い愛情をこめて虫を観察し,推理と実験を重ねて昆虫の本能と習性をつきとめていったファーブル(一八二三―一九一五).詩情あふれるその筆致は,数知れぬ熱烈な『昆虫記』ファンを生んできた.原書と同じく一〇分冊とし,各巻に虫名索引を付して好評を博した大型版を,このたび文庫版に縮小した.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミヤビ
5
幼少期に穴が空くほど読んだ本。当時読んだのはビジネスカバンサイズだった。 幼少期の探究心はすごすぎて内容のマネをしたりしていた。 これが好きな人は、ミスターホームズ名探偵の最後の事件も好きなはず。2017/11/09
すみ
2
岩波文庫の分巻20冊のやつを実家から持ってきてちびちび読み直してる。虫の生態ももちろん面白いんだけどファーブルおじいちゃんの語りがすんごいすきだな…例え話とか虫への賞賛が豊かだよなファーブルおじいちゃん。小説…って思うもん。本当に虫に夢中になってるからそういう描き方できるんだと思う。蠍に絡めて自殺の話で孔子の説話出てくるとか思わんじゃないですか?おじいちゃんほんんと博識…すごい…楽しい…2019/09/09
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