STAMP BOOKS<br> ぼくだけのぶちまけ日記

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STAMP BOOKS
ぼくだけのぶちまけ日記

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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784001164220
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

兄のジェシーがいじめられていることは知っていた。でもまさか、父親の銃を持ち出して事件を起こすとは……。13歳のヘンリーは心の傷を抱え、引っ越した町でひっそり暮らそうとするが、プロレス好きの友だちや世話好きな隣人が放っておいてくれない。残された家族の深い苦しみと再生への希望を描く、カナダ総督文学賞受賞作。

内容説明

兄のジェシーがいじめられていることは知っていた。でも、まさか父親の銃を持ち出して事件を起こすなんて…。13歳のヘンリーは心の傷を抱え、引っ越した町でひっそりと暮らしはじめた。なのに、プロレス好きの学校の友だちや、世話好きなアパートの隣人が放っておいてくれない!

著者等紹介

ニールセン,スーザン[ニールセン,スーザン] [Nielsen,Susin]
1964年生まれ。カナダの作家。人気テレビシリーズの脚本を数多く手がけ、2008年に『Word Nerd』で作家デビュー、若い読者の支持を獲得する。3作目にあたる『ぼくだけのぶちまけ日記』でカナダ総督文学賞(児童書部門)、カナダ図書館協会児童図書賞、ルース・シュワッツ児童図書賞、イギリス文学協会賞などを受賞。その後も作品を発表し続け、15か国語以上で翻訳出版されている

長友恵子[ナガトモケイコ]
翻訳家。エッセイスト。訳書に『中世の城日誌』(産経児童出版文化賞JR賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

72
自己の内面を抉る私小説と違い、日記は他人に開示する自己が書くように思う。そして嘘をつく必要がない、のはずが、嘘がつけない、になる不思議。本書は主人公の日記形式で語られる物語であり、重い過去に起因するが、ぶちまけられた後、驚きの事実があるわけではない。彼が隠していた過去は、部外者ならたいてい「あなたのせいじゃない」と言うだろう。しかし彼自身が許されたいと願っていなければ、その言葉は決して届かないのだ。途中途中、そして最後まで、書くことが本人にとってどれだけ重かったか、そうして前進してゆく様に胸が一杯になる。2023/05/01

星落秋風五丈原

52
不満げな男の子。本には何やら文字が書いてある。実は「The reluctant journal of Henry K.Larsen」という原題だったりする。邦題からはどんな内容をイメージするだろう。この年頃の少年少女は家でも学校でも不満があって、ストレートに友達や家族に言えないことを日記だけにぶちまけている。だからこのタイトルになった、と。子供の傷は普通、人生経験豊かな大人―両親―が癒してゆくものだ。しかしヘンリーの母は病気になり家を去り父もまた自身の悲しみを持て余している状態でヘンリーを構う余裕がない。2020/09/20

こまり

38
学校で凄惨ないじめを受け、その相手を父親の銃を持ち出して殺し同じ銃で自殺するという事件が起きる。その弟の日記という形で事件の事、家族の事、友達の事などが綴られていく。いじめの被害者だった兄が突然加害者になった。母親は精神を病み父と弟は隠れるようにひっそりと暮らすようになる。が、そこで出会った人たちによって少しずつ 再生していくという物語。とてもわかり易く丁寧に心の動きが描かれている。人によって傷つけられても、癒やされ立ち直るきっかけになるのもやはり人なのだろう。児童書だが大人こそ読むべき本だと思う。2022/05/17

たけ

31
これは、13歳のヘンリーが心の傷を抱え、カウンセラーに勧められて書いた日記の中で、ストーリーが進んでゆく物語。 少しずつ彼の心明らかになるにつれて家族それぞれが悩みや痛みを抱え、迷いながら暮らしているそんな中で、よく耐えていられるなーと思えてくる。今の生活に不満があるわけじゃないけど、これからも色んなことを大事にしていきたい。 色んな人にぜひ読んでほしい(´ω`)2020/11/20

かもめ通信

26
原題は“The Reluctant Journal of Henry K. Larsen”主人公である13歳の少年ヘンリーが書いた日記、というスタイルのカナダの青春小説。いじめ、犯罪加害者家族、自死遺族が直面する問題……と、悲しみや苦しみややるせなさがいっぱい書かれていて、涙なしには読めない場面もあるが、それでも邦題タイトルにあるようなヘンリー少年のぶちまけ感がいい味を出していて、ユーモラスな場面に思わずにやりとしたり、わくわくさせられたりも。読み応えのある作品だった。2020/11/09

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