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出版社内容情報
じいさまが持ちかえったつづらの宝物に目がくらみ,欲深いばあさまは,したきりすずめをさがして飛びだしていきますが….竹やぶのなかにひろがる不思議なすずめのお宿を,明るく細やかに描きだします.
内容説明
あるひ、ばあさまはきものにつけるのりをにて、そとにだしてさましておいた。そこへちょんがやってきて、のりをぴちゃぴちゃなめてしまった。「だいじなのりをよっくもなめたな」ばあさまはかんかんにおこって、ちょんのしたをはさみでちょんぎって、そらにほうりなげた。
著者等紹介
長谷川摂子[ハセガワセツコ]
1944年、島根県生まれ。地域で子どもと本に関わる活動を続けながら、創作にとりくむ。短編集『人形の旅立ち』で坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞、赤い鳥文学賞を受賞
ましませつこ[マシマセツコ]
1937年、山形県生まれ。絵本画家、イラストレーターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
10
善良なじじいといじわるなおばあ。隣の悪人パターンもあるけど、嫁がいじわるってつらいな。つらいな。2回しかないけど、うしかいとうまかいの存在も理解できないし、難しいな。2017/01/09
パフちゃん@かのん変更
10
長谷川摂子さんの絵本。文が読みやすい。じいさんが優しくて、ばあさんが意地悪。すずめのちょんは舌を切られたけれどなんともなかったような・・・。他の話でもそうだっけ。言葉が話せなくなるというのはなかったかな。2012/06/20
pocco@灯れ松明の火
9
読友紹介本:「てのひらむかしばなし」シリーズ。このコンパクトなサイズで、読むと優しいリズムで癒される本。いいです!おじいさんがこんな苦労をしてすずめに謝罪に行ったのかと驚いた。2012/05/06
遠い日
8
「てのひらむかしばなし」シリーズ。じいさまのちょんを思う気持ちは、馬の洗い汁も牛の洗い汁もものともしない無償の愛。ばあさまのそれは宝欲しさの欲にまみれた汚い行い。2020/12/29
メープル
7
小1娘に昔話を。。。この話も知ってる様でした。私も久しぶりのしたきりすずめ。こういうお話しだったな。と、再確認。おじいさんの歌が好きです。絵も可愛いし読みやすかったです。2020/10/13
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