出版社内容情報
糸,ひも,ロープは,ものを運んだり,つないだりする最も身近な道具.いつ,どのようにして,人間はこれらの道具を手に入れたのか.人々の生活の変化とひもの歴史を重ねてダイナミックに示す.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
22
紐というイノベーションを人類史を振り返りながら紹介。◉しなやかな枝。一匹そのまんまの魚の骨。ガマ。細く切った獣の皮。つる植物。ヤシの木の太い筋。「今から250万年前には割った石でモノを切っていた。しかし、皮を細く切れるようになるまでには、そのあと200万年もかかった」そうなのか…。◉いま、世界中でこんな風に使われているっていう事例(アマゾンでナマズを束ねる、カリフォルニアで橋を支える、土俵で、手術室で、海底で、国際宇宙ステーションで…など)も見てみたいなー。2019/06/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
支援学級(5年生1名、6年生2名)ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 紙芝居『ひもかと おもったら』 https://bookmeter.com/books/336027 を演じてから、紹介。かみの毛、クモの巣、腱、植物のつる、つる植物、はりがね、ヒツジの毛、ひも、テープ、について書かれています。2021/12/20
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