出版社内容情報
夕ぐれの道を駆けていった猫は、左側の足二本しかなかった。堂々とした姿に惹きつけられたわたしは、飼い主のケイコさんに会いに行き、タカシを知る。生後3か月での交通事故、大手術。そして、立つ、走る、木登りに、恋も狩りも! 二本足の猫と見守る人びとを追う、勇気と愛情のノンフィクション。イラスト・小泉さよ
内容説明
夕ぐれの道を駆けていった猫は、左側の足二本しかなかった。堂々と落ちついた姿に惹きつけられたわたしは、飼い主のケイコさんに会いにいく。猫の名前は、タカシ。生後3か月で交通事故にあい、足を切除する大手術を受けた。タカシは、自力で立ち、走り、木に登り、恋も狩りもするという!自分で自分の道を切り開いていく「大丈夫な猫」タカシと、見守り支える人びとを追う、勇気と愛情の記録。
目次
プロローグ―出会い 二〇二〇年五月
二〇一五年六月三日
浅井獣医師
ケイコさんの困惑
子猫の帰宅
立ち上がる
浅井先生おどろく
二本足の子猫と黒岩家
タカシの解決
タカシとお父さん〔ほか〕
著者等紹介
苅谷夏子[カリヤナツコ]
1956年東京生まれ。13歳で東京都大田区の小さな中学校に転入し、国語教師大村はま先生の生徒になったことが人生を変える出来事だった。のちに大村の仕事の手伝いや旅のお供をし、今は恩師の仕事を伝えることを仕事にしている。大村はま記念国語教育の会事務局長。フクロウのぽーと暮らすようになって10年になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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