出版社内容情報
「くろグミ団」の子どもたちといっしょに、きみも絵をじっくり見ながら4つの事件の謎に挑戦しよう!
内容説明
くろグミ団の子どもたちはあまいおかしより、なぞの事件が大好き!するどい観察と推理で、犯人を追いつめていきます。ストーリーを読み、絵のなかにかくされた手がかりを見つけながら、きみも、くろグミ団といっしょに4つの事件のなぞを解こう!
著者等紹介
プレス,ユリアン[プレス,ユリアン] [Press,Julian]
1960年ドイツ生まれ。父は『くろて団は名探偵』(岩波書店)の作者ハンス・ユルゲン・プレス。ハンブルクの専門大学でグラフィック・アートとイラストを学び、児童書出版社での研修を経て、雑誌社や広告代理店で働く。早くから子ども向けの創作をはじめるが、やがて父の作風をうけつぎ、緻密なイラストが鍵となる謎解き本をつぎつぎと発表。現在は、フリーのグラフィック・アーティスト、著作家として活躍。探偵好きが集まる読書会は、刺激にあふれ、たいへん人気がある
大社玲子[オオコソレイコ]
1946年山口県生まれ。青山学院大学在学中から子どもの本の絵を描きはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
horihori【レビューがたまって追っつかない】
22
「くろて団は名探偵」を描いたハンス・ユルゲン・プレスさんの息子さんの作品。文章と挿絵を見て、推理する。次のページで種明かしされる。子どもたちも大好きな本です。2017/10/26
杏子
22
黒いグミが好きだから「くろグミ団」という5人の探偵グループ。彼らが次々、現れる事件の謎を解いていくが、絵探しで謎を解明していくタイプ。絵が細かくて、老眼には辛かった。子どもたちなら喜んで探すだろうけど。最初の頃は面白くて探しもしたが、半ばで飽きてきて、ろくすっぽ探しもせずに先を読んでいた。こういうのは向いてないかも?2016/08/03
なおなお
6
ストーリーを読んで絵の中に隠された 手がかりを探す本。モノトーンのシンプルなイラストがいい。4つの事件の短編なので他の長編の本の箸休め的な本で癒された!2021/12/30
ひらひら
3
なかよしのフィリップ、フロー、カーロと、おかし屋店主のレオ、刑事のラースを加えた5人はくろいグミと謎解きが大好き。くろグミ団を結成し、いくつかの事件を解決してきた。 他の推理ものと違うのは、必ず1ページごとに挿絵が入っていて、謎を解くには絵から情報を探すという点。絵がとにかく細かくて、見つけられないこともしばしば。次ページの初めに前ページの答えがあるので、もやもやしたままにはならないのが良い。ミッケが好きな子なら、楽しんで読めると思う。2021/01/02
ウハタ
1
子供にと思って図書館で借りてきた。見開き1頁の左半分が文章で、右半分が謎が隠された絵、という構成。中々難しくて慣れるまでは何を探したら良いのか分からない事も。同じ絵に同じ顔の人が何人かいたりするのは態となのかwたまに人間じゃない顔の人もいるんだけどw難しい謎もあれば直ぐ解る謎もあるんだけど、あんまりあっさり見つかると間違ってんじゃないかと疑ってしまうw2021/02/07