出版社内容情報
エーミルの家のクリスマス・パーティー．恋人さがしゲームでみんな大いに盛り上がっています．つぎはエーミルの番です．さあ，恋人は誰でしょう．元気ないたずらっ子エーミルのシリーズ最終巻．
内容説明
エーミルの家のクリスマス・パーティー。恋人さがし遊びでパーティーは大いに盛り上がります。エーミルの恋人はいったい誰でしょう。小学２～４年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
15
大好きな「ピッピ」シリーズ作者リンドグレーンのいたずらっこ「エーミル」シリーズは初読み。30分で読めるカラー挿絵豊富な児童書。この中ではエーミルはとっても心温かい素敵な子なんだけど，こちらは番外編らしく，本来はいたずらっこが本来のキャラらしい。エーミルがハチャメチャでないせいか，9歳男児，ピッピのようにはハマらず。村中を集めたパーティで，学校の先生が次々に遊びを提案，それが破天荒みたいに描かれるが，いえいえ，子供心をよく理解したとっても素敵な先生♪ キスのゲームは西洋でも「やり過ぎ」扱いされるのか～w2017/12/20
猪子
6
エーミルの住むレンネベリア村のキャットフルト農場に冬がやってきました。クリスマスパーティーのお話ですが、どうやらお手伝いさんのリーナはお転婆で肉食系女子な様子。前回気になっていた関係性の謎が今回解けました。パーティーの最中、先生の提案で王様ゲームのようなイベントが始まってしまいました。日本で先生がこんなイベント主催したらニュースになること間違いなしです。2017/05/17
遠い日
6
クリスマス・パーティーが子どものためとは誰が決めた？エーミルのおとうさんが大人の事情含みで開催したパーティーだったが、ここで繰り広げられる遊びやゲームでの大人のはしゃぎっぷりは、みごと。牧師さん、学校の先生、みんなが楽しむ。エーミルも負けじと参加、場を沸かせる。リンドグレーンの子供心の表現は、いつも秀逸だ。堅物のおとうさんも巻き込んで、なんと思い出深いクリスマス・パーティーになったことか。2013/11/22
読み人知らず
5
エーミルは良い子。牧師の奥さんもきっと喜んだことでしょう(^^)2009/08/29
ヒラP＠ehon.gohon
4
シリーズの最終巻から読んだので、登場人物の設定には新鮮味がありました。 クリスマス・パーティを大勢の人で楽しむこと、お手伝いや先生までが子どもに帰って雪合戦をしたり、パーティの中で、恋人ゲームをしたり、なんだか楽しい大騒ぎです。 その中で、いたずらをするたびに作業小屋にとじこめられるエーミルの感性は素晴らしいと思います。 たくさんの手彫りの人形は、エーミルの宝物。 恋人ゲームで相手になった牧師さんの奥さんに、囃したてられながらも物おじせずキスするところなど、とても思いやりを感じました。 。 2012/12/25
