出版社内容情報
ひょんなことからジョーンズ家の一員となったカラスのモーチマーは,階段を食べたり毎日かってのしほうだい.小さな女の子のアラベルと大の仲よしになりましたが,ある日,強盗の一味が…….
内容説明
小学2~4年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
30
『絵本のつぎに、なに読もう?』掲載の幼年童話。こちらは"もう手に入らない本のこと"に紹介されていた1冊で、エイキンの児童書。タクシー運転手のお父ちゃんがある日連れ帰った1羽のカラス。気絶していたはずだけど、翌朝にはお母ちゃんを悶絶させてしまいます。娘のアラベルはモーチマーと名付け可愛がりますが、やがて強盗事件に巻き込まれ…。カラスのくせに全然飛ばないわ、階段は食べるわ、口ぐせのように「ぜったいだめ!」を繰り返すわ(タイミングの良さw)、厄介極まりないモーチマーですが、読み終える頃には可愛く思える不思議。2023/02/27
timeturner
2
カラスのモーチマーがちっとも可愛くないのがいい。2012/05/10
のん@絵本童話専門
1
手押し車に乗せて運んでもらうのが好きなカラスって…どんだけふてぶてしいんじゃー!階段食べてなくなるってなんじゃー!な、ユーモアたっぷりの温かみある童話。ドロボーがカラスにピストルつきつけて宝石を運ばせる…もはやこれはコメディなのか?!カラスのモーチマーを中心に、ドタバタ劇が繰り広げられる。中学年〜2024/11/24
ヴェルナーの日記
1
タクシー運手手ジョーンズさんが、ある日カラスを家に連れてきた。娘のアナベルはモーチマーと名を付けるが、モーチマーは冷蔵庫の中の物を食べ尽くし、さらに二階へ上がる階段を食べてしまう。ジューンズ夫人は大怒り。でもモーチマは、ジョンーズ家に居ついてしまった。そんなモーチマは、町中を巻き込んだ大騒動に発展する。カラスを侮っていはいけません。彼らはとても賢い。鳥の中でも一二を争う賢さだ。小さい時から躾ければ、九官鳥のように人間の言葉で鳴く事も可能だ。モーチマも「絶対ダメ」と鳴くので誰かに飼われていたのかもしれない。2013/07/26
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