内容説明
ぼくの大切な子ネコ、ウェルギリウス。いったいどこにいるの?少年ダンテが目を閉じると、子ネコの見ている景色が見える。すごい!ドレンテ先生の発明した「遠隔テレパシー」は本当だったんだ。ところが、子ネコの居場所をつきとめようとするうちに、ダンテはとんでもない事件を目撃してしまう―水の都ヴェネツィアを舞台にくりひろげられるミステリータッチの冒険物語。
著者等紹介
ガンドルフィ,シルヴァーナ[ガンドルフィ,シルヴァーナ] [Gandolfi,Silvana]
1940年、イタリアのローマに生まれる。1992年、『ビー玉に住むサル』で児童文学作家としてデビュー。寡作だが、いずれもユニークな設定やファンタジー豊かな作品世界が高い評価を受け、10か国以上で翻訳されている。1995年に発表した『ネコの目からのぞいたら』でチェント賞を受賞。翌年にはイタリア・アンデルセン賞作家賞を受賞
関口英子[セキグチエイコ]
埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業後、翻訳家として活躍。児童書、小説、映画字幕など、さまざまな分野の仕事を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
31
飯能図書館イベントの紹介本③。ヴェネツィアに住む祖母に預けられたディスレクシアの少年・ダンテは家庭教師のドレンテ先生の家に通うことに。先生の家で生まれた子猫の1匹にヴェルギリウスという名を付けて、もらう約束をした直後に先生が亡くなり、子猫は行方不明に。ダンテは先生から教わったネコの目を通じて世界を見る方法で居場所を探すうちに、そのネコを引き取った女の子が誘拐されるイメージを見てしまう。自分の考えをうまく伝えられないダンテは女の子を助けられるのか?子供のころのわかってもらえないもどかしさを思い出しつつ読了。2026/02/15
ちょん
16
読書復活1冊目。猫ー( ΦωΦ )、と思って読み始めましたがあんまり猫猫してなくて良識的な量の猫。舞台はベネチア。猫の目線の風景が素敵。大学の旅行で1度だけ行ったことがありますが、ちょうどパレードの時期だったなぁ。懐かしい。もしまた行けるのだったらベネチアの日常と旅猫散策してみたい。2025/05/18
花林糖
10
(図書館本)ベネチアが舞台の物語。登場人物や設定も良かったけれども余り面白いとは思えず残念。2015/08/20
paluko
6
ディスレクシア(読字障害)疑いでコジモ・ドレンテ先生の個人教授を受けることになったダンテ少年。ちょっと映画『普通の人々』を連想しました。ヴェネツィアならあるいはこんな古い建物で、こんな不思議な個人教授をしている人がいてもおかしくない気が…。そしてなんやかんやあってダンテ少年はネコのウェルギリウスの視覚に乗れるようになります。インフルエンザの高熱による幻覚なのか? それともマフィアの本場イタリアではこんな犯罪が日常茶飯事なのか? という展開もあり。そしてついに祖母の秘密の顔も明らかになったりして?!2026/03/08
7petit
6
ベネチアが舞台のおはなし。場面展開が早く、「えっ、次どうなっちゃうの?!」と読む人を飽きさせない。楽しく読める一冊。個人的には、素敵な老先生との関わりがもっと欲しかったな。2013/09/01
-
- 和書
- 悪霊刑事 徳間文庫




